英語ベーシック教本 Lesson6「ing形」アウトプットまとめ
薬袋善郎先生の「英語ベーシック教本」 Lesso6「ing形」を個人的なアウトプット学習のためにまとめた記事です。
※本ページの画像・内容は「英語ベーシック教本」 薬袋 善郎著より引用しています。
そもそも動詞には述語動詞と準動詞の2種類がある
・述語動詞
動詞の働きだけをしている動詞で、主語と対になって文を作る動詞
・準動詞
動詞の他に別の品詞(名詞・形容詞・副詞)を兼ねている動詞のこと
準動詞には主体となる「意味上の主語」がある場合とない場合がある。でも意味上の主語があるからといって文にはならない。
ing形には4つの可能性がある
・現在分詞形容詞用法
・動名詞
・分詞構文
・進行形
進行形のみ述語動詞。
※進行形不定詞の場合のみ進行形も準動詞になるが、詳しくは後日。
助動詞beがない(着物をきていない)場合は必ず準動詞になる。しかし、
I was thinking of being transferred from a branch office to headquaters.
のbeing transferred は着物を着ているのでは?と勘違いしやすい。
このbeingという着物は「transferred」という過去分詞形が着ているのであって、「being transferred」が着ているわけではない。
ing形が述語動詞になるためにはing形が着物を着ている必要がある。
だからもし「being transferred」が着物を着ている述語動詞なら、
「be being transferred」になる。
この分析はing形の動詞が出た時に、述語動詞なのか、準動詞なのかを判別するために必要になる。
裸のbeing p.pは「受身進行形」として覚えておくと良い。
別解釈として、動名詞以外のing形は現在分詞と呼ぶ。
※この解釈がどうして必要なのかはまだ不明。
それぞれのing形の役割
・現在分詞形容詞用法 →名詞修飾と補語(形容詞と同じ役割)
・動名詞 →主語・前置詞の目的語・補語
・分詞構文 →形容詞修飾・副詞修飾・文修飾(副詞と同じ役割)
分詞構文があらわす意味には
時(するとき)、理由(するので)、条件(すると)、譲歩(するが)、付帯状況(しながら)などがある。
まぁあまり気にしすぎないくらいでいいかもしれない。あくまで補足だ。
having p.p
通常、完了形の扱い方はhaveとp.pを分けて、解釈するが、having p.pの場合は一つのing形の動詞として扱う。having p.pは進行形にならないので、それ以外の三つの可能性になる。(完了動名詞・完了現在分詞形容詞用法・完了分詞構文)
ただし、完了形容詞用法は稀で、完了動名詞か完了分詞構文になることがほとんど。
having p.p は名詞か副詞の働きをすると覚えれば良い。
having p.pは「完了」と名前ではあるが、完了の意味合いを持たせるわけではない。
述語動詞よりも「前に行われたこと行為や状態」を示すために使われる。
問題解説
what is it like being married?
whatは本来は前置詞likeの目的語だが、疑問詞なので先頭に出る。
beingは真主語
marriedはbeingの着物を着た動詞ではなく、ただの形容詞。
It depends on the voltage being produced
being p.pが後ろから名詞を修飾する場合は、「〜されつつある名詞」という進行中の意味をあらわす。今回なら「発電されつつある電圧」→発電中の電圧になる